第46回衆議院選挙

情勢

第46回衆議院選挙の最新の情勢調査では日本維新の会が50議席以上獲得すると予想されています。 「なんだ、50議席程度なら大したことないじゃないか」と考えるのは間違いです。 かつて、自公連立政権時の公明党は僅か40議席程度でキャスティングボートを握り提案した政策を実行に移しました。 それと同様、日本維新の会も、第一党と連立政権を組んで、混合診療の完全解禁を押し通そうとする危険性があります。 患者の命が金次第となることを防ぐためには、日本維新の会に10議席以上の議席を獲得させてはなりません。 情勢調査で優勢とされた党の支持者は油断して選挙に行かなくなり、また、劣勢とされた党の支持者は必死に選挙に行くためか、しばしば、調査の結果とは逆の選挙結果が出ることがあります。 だから、最期まで決して気を緩めることなく、徹底した落選運動を展開することが重要です。

落選運動の方法

  1. 混合診療の完全解禁が如何にして国民皆保険を潰すのか、多くの人に呼び掛けて納得してもらうまで優しくかつ丁寧に説明する。
  2. 賛同者には何が何でも選挙に行くよう呼び掛ける。また、自身も必ず選挙に行く。
  3. 日本維新の会およびみんなの党以外の政党および候補に投票するよう呼び掛ける。また、自身も日本維新の会およびみんなの党以外の政党および候補に投票する。
  4. 個々の選挙区においては、別途説明する通りに投票するよう呼び掛ける。また、自身もそのように投票する。

日本維新の会およびみんなの党の公認候補が居る小選挙区

日本維新の会およびみんなの党の公認候補が居る小選挙区では注意が必要です。 具体的な投票活動は次のとおりの行動を推奨します。

  1. 日本維新の会およびみんなの党の公認候補は駄目、絶対!!!
  2. 対立候補のうち最有力候補にのみ投票し、世論調査で人気3位以下の候補には投票しない。
    1. 良く分からない人は第一優先=自由民主党、第二優先=民主党に投票する。
    2. 共産党、幸福実現党、諸派、その他泡沫候補等に投票しても100%死票になるので、これらの候補は避ける。
  3. 細部の政策には目を瞑り、日本維新の会およびみんなの党の公認候補を落選させることを最優先する。

各種新聞などの情勢調査から、この条件に合致すると思われる候補者のリストは次のとおりです。

選挙区推薦候補選挙区推薦候補選挙区推薦候補選挙区推薦候補
北海道1(民主)横路 孝弘栃木1(自民)船田  元静岡1(自民)上川 陽子滋賀1(自民)大岡 敏孝
北海道2(自民)吉川 貴盛栃木2(自民)西川 公也静岡2(自民)井林 辰憲滋賀2(自民)上野賢一郎
北海道3(自民)高木 宏寿栃木3(自民)簗  和生静岡3(自民)宮沢 博行滋賀3(自民)武村 展英
北海道5(自民)町村 信孝栃木4(自民)佐藤  勉静岡7(自民)城内  実滋賀4(自民)武藤 貴也
北海道6(自民)今津  寛栃木5(自民)茂木 敏充静岡8(自民)塩谷  立京都1(自民)伊吹 文明
青森1(自民)津島  淳東京1(自民)山田 美樹愛知4(自民)工藤 彰三京都3(民主)泉  健太
秋田1(自民)冨樫 博之東京2(自民)辻  清人愛知5(民主)赤松 広隆京都4(自民)田中 英之
秋田3(自民)御法川信英東京4(自民)平  将明愛知9(自民)長坂 康正京都6(民主)山井 和則
山形2(自民)鈴木 憲和東京5(自民)若宮 健嗣愛知10(自民)江崎 鉄磨和歌山1(自民)門  博文
山形3(自民)加藤 紘一東京6(自民)越智 隆雄愛知12(自民)青山 周平和歌山2(自民)石田 真敏
宮城1(自民)土井  亨東京7(民主)長妻  昭愛知15(自民)根本 幸典和歌山3(自民)二階 俊博
宮城2(自民)秋葉 賢也東京11(自民)下村 博文三重1(自民)川崎 二郎岡山1(自民)逢沢 一郎
宮城4(自民)伊藤信太郎東京13(自民)鴨下 一郎三重2(民主)中川 正春岡山3(自民)阿部 俊子
福島2(自民)根本  匠東京14(自民)松島みどり岐阜4(自民)金子 一義岡山4(自民)橋本  岳
福島4(自民)菅家 一郎東京15(自民)秋元  司大阪1(自民)大西 宏幸広島2(自民)平口  洋
福島5(自民)坂本 剛二東京16(自民)大西 英男大阪2(自民)左藤  章広島3(自民)河井 克行
新潟4(民主)菊田真紀子東京17(自民)平沢 勝栄大阪3(民主)藤原 一威広島7(自民)小林 史明
新潟5(自民)長島 忠美東京18(自民)土屋 正忠大阪4(自民)中山 泰秀山口2(自民)岸  信夫
富山1(自民)田畑 裕明東京19(自民)松本 洋平大阪5(民主)尾辻かな子香川1(自民)平井 卓也
石川1(自民)馳   浩東京20(自民)木原 誠二大阪6(未来)村上 史好愛媛1(自民)塩崎 恭久
長野1(自民)小松  裕東京21(民主)長島 昭久大阪7(自民)渡嘉敷奈緒美愛媛2(自民)村上誠一郎
長野2(自民)務台 俊介東京22(自民)伊藤 達也大阪8(自民)大塚 高司愛媛3(自民)白石  徹
長野3(自民)木内  均東京23(自民)小倉 将信大阪9(自民)原田 憲治 愛媛4(自民)山本 公一
山梨1(自民)宮川 典子東京24(自民)萩生田光一大阪10(民主)辻元 清美高知1(自民)福井  照
山梨3(民主)後藤  斎東京25(自民)井上 信治大阪11(民主)平野 博文福岡1(自民)井上 貴博
福井1(自民)稲田 朋美千葉1(民主)田嶋  要大阪12(自民)北川 知克福岡2(自民)鬼木  誠
福井2(自民)山本  拓千葉2(自民)小林 鷹之大阪13(自民)神谷 宗幣福岡3(自民)古賀  篤
福井3(自民)高木  毅 千葉3(自民)松野 博一大阪14(無所属)長尾  敬福岡4(自民)宮内 秀樹
群馬1(自民)佐田玄一郎千葉5(自民)薗浦健太郎大阪15(自民)竹本 直一福岡5(自民)原田 義昭
群馬2(自民)井野 俊郎千葉6(自民)渡辺 博道大阪16(民主)森山 浩行福岡6(無所属)鳩山 邦夫
群馬4(自民)福田 達夫千葉7(自民)斎藤  健大阪17(自民)岡下 信子福岡7(自民)藤丸  敏
埼玉1(民主)武正 公一千葉8(自民)桜田 義孝大阪18(自民)神谷  昇福岡9(自民)三原 朝彦
埼玉2(自民)新藤 義孝千葉9(自民)秋本 真利大阪19(民主)長安  豊福岡10(自民)山本 幸三
埼玉3(自民)黄川田仁志千葉13(自民)白須賀貴樹兵庫1(自民)盛山 正仁福岡11(自民)武田 良太
埼玉4(自民)豊田真由子神奈川1(自民)松本  純兵庫2(民主)向山 好一熊本1(自民)木原  稔
埼玉6(民主)大島  敦神奈川3(自民)小此木八郎兵庫3(自民)関  芳弘熊本2(自民)野田  毅
埼玉7(自民)神山 佐市神奈川4(自民)山本 朋広兵庫4(自民)藤井比早之熊本3(自民)坂本 哲志
埼玉8(自民)柴山 昌彦神奈川5(自民)坂井  学兵庫5(自民)谷  公一熊本4(無所属)矢上 雅義
埼玉9(自民)大塚  拓神奈川6(公明)上田  勇兵庫6(自民)大串 正樹大分1(自民)穴見 陽一
埼玉10(自民)山口 泰明神奈川7(自民)鈴木 馨祐兵庫7(自民)山田 賢司大分2(自民)衛藤征士郎
埼玉12(自民)野中  厚神奈川8(自民)福田 峰之兵庫8(日本)田中 康夫大分3(自民)岩屋  毅
埼玉13(自民)土屋 品子神奈川9(自民)中山 展宏兵庫9(自民)西村 康稔宮崎1(自民)武井 俊輔
埼玉14(自民)三ツ林裕巳神奈川10(自民)田中 和徳兵庫10(自民)渡海紀三朗鹿児島1(自民)保岡 興治
埼玉15(自民)田中 良生神奈川11(自民)小泉進次郎兵庫11(民主)松本 剛明鹿児島3(自民)宮路 和明
茨城1(自民)田所 嘉徳神奈川12(自民)星野 剛士兵庫12(民主)山口  壮沖縄1(自民)国場幸之助
茨城2(自民)額賀福志郎神奈川13(自民)甘利  明奈良1(民主)馬淵 澄夫沖縄2(社民)照屋 寛徳
茨城3(自民)葉梨 康弘神奈川14(自民)赤間 二郎奈良2(自民)高市 早苗沖縄3(自民)比嘉奈津美
茨城6(自民)丹羽 雄哉神奈川16(民主)後藤 祐一奈良3(自民)奥野 信亮沖縄4(自民)西銘恒三郎
茨城7(無所属)中村喜四郎神奈川17(自民)牧島かれん奈良4(自民)田野瀬太道
神奈川18(自民)山際大志郎

最有力対立候補の公約も気に入らないという場合もあるかもしれません。 自由民主党も民主党も嫌だと言う人は少なくないでしょう。 しかし、どんなに自由民主党や民主党が愚策を連発しようとも、患者の命が金次第となるよりは遥かにマシです。 冒頭の「情勢」の所に書いたとおり、日本維新の会およびみんなの党に10議席以上の議席を獲得させてはなりません。 背に腹は変えられません。 二兎追う者は一兎も得ずと心得ましょう。 まずは、混合診療の完全解禁を阻止することを優先しましょう。 票が分散して対立候補が共倒れになっては全て水の泡です。 決して油断することなく、徹底した落選運動を展開することが重要です。

日本維新の会およびみんなの党の公認候補が居ない小選挙区

混合診療に反対する候補の中から、最有力な候補に投票しましょう。 しかし、いざ、探してみると各候補者の混合診療の賛否情報は見当たらず、北海道だけ見つけました。

選挙区推薦候補
北海道7(自民)伊東 良孝
北海道8(自民)前田 一男
北海道9(民主)山岡 達丸
北海道11(新党大地)石川 知裕
北海道12(自民)武部  新

比例区

比例区は、日本維新の会およびみんなの党以外であれば何処に投票しても問題ありません。

注意を要する政治団体

日本維新の会

混合診療の完全解禁は、がん患者を初めとした難病患者にとって百害あって一利なしです。 他の政策がどうであるかに関わらず、混合診療の完全解禁たった一つだけで、これら患者にとっては著しい不利益です。 それゆえ、混合診療の完全解禁を掲げる政党に対しては、徹底的に不信任の意思を叩き付けるべきでしょう。 これは、がん患者を初めとした難病患者にとって、決して、妥協できない最低ラインです。

日本維新の会はマニフェスト(維新八策)にて「混合診療を完全解禁」を、マニフェスト(骨太2013-2016)「混合診療の解禁」を掲げています。 よって、日本維新の会が、混合診療の完全解禁を撤回するか、政党を解体するまで、落選運動を緩めるわけにはいきません。 生命と最低限のQOLのための医療を勝ち取るまで、最後まで戦い抜きましょう。 日本の医療を良くするも悪くするも、全て、国民一人一人の行動次第です。

みんなの党

尚、みんなの党も選挙公約にて「混合診療を解禁」を掲げています。 よって、みんなの党も日本維新の会と同様に落選運動の対象とします。

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外部リンク